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ラグビーワールドカップ日本開催を受動喫煙撲滅の旗頭へ

<『STOP受動喫煙新聞』第13号(2016年1月)=発行「公益社団法人 受動喫煙撲滅機構」掲載>

公益社団法人受動喫煙撲滅機構理事
参議院議員
「東京オリンピック・パラリンピックに向けて受動喫煙防止法を実現する議員連盟」幹事長 兼 事務局長
松沢成文

 新年明けましておめでとうございます。本年が皆様にとりまして幸多き年となりますよう心より祈念しております。

 さて、昨年大きく話題となったニュースの一つに、イギリスで開催されたラグビーワールドカップがあります。日本代表の大活躍もあり、大変な盛り上がりでした。私も中学・高校と勉強もせずに部活でラグビー漬けの毎日を送っていただけに、今回の日本の活躍には大興奮。寝不足の日が続きました。

 これまで我が国ではラグビーW杯はあまり認知されていませんでしたが、世界ではサッカーワールドカップ、オリンピックとともに三大スポーツイベントとして挙げられるほど絶大な人気を誇っています。これを機にラグビーW杯の認知度も高まることを期待ですね。

 実は、そのラグビーW杯の開催国であったイギリスはタバコ規制がとても進んでいる国です。既に消費者の購買意欲をかき立てないように、タバコを商品棚に陳列することが禁止されていましたが、昨年には、いよいよタバコの包装紙に意匠をほどこすことを禁止し、簡潔に銘柄名とタバコが原因で生じた疾病の写真のみを表示することを義務づける「プレインパッケージ法案」がオーストラリアに続いて成立しました。屋内の公共的空間はもちろん禁煙。日本の居酒屋にあたるパブでもタバコをどうしても吸いたい人は外に出て一服してから店に戻るという光景が当たり前になっています。

 日本では屋内を禁煙にすると居酒屋が軒並み潰れるという議論がありますが、イギリスのパブが消滅した事実はありませんし、むしろタバコがない分、お酒や料理の売り上げが増えたというデータもあるくらいです。

 これが世界のタバコ規制の状況ですが、ひるがえって我が国はどうでしょうか。2020年東京オリパラ大会に向けて、ようやく受動喫煙防止法制定の機運が高まっていますが、実はその前年である2019年にラグビーW杯も日本で開催されます。W杯にも、ラグビーの本場イギリスはもちろん、世界中からたくさんの観客が訪れるでしょう。W杯のお客様をおもてなしするためにも受動喫煙防止法は必要です。そして何より今この瞬間も国内では多くの人が受動喫煙の害に苦しんでいます。

 「2020年に間に合えばいい」ではいけません。一刻も早く受動喫煙防止法を成立させることを年頭の誓いとしたいと思います。

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