日本維新の会代表選挙
松沢しげふみからの「最後のお訴え」
いよいよ12月1日(日)に投票日を迎えます。 この度、立候補いたしました私、松沢しげふみより、『最後のお訴え』の動画をお送りします。 ご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
日本を取り巻く国際情勢が激変し、日本の政治も混乱を極めています。私たちの日本維新の会は先の総選挙で敗北し、指導力も団結力も失っています。誰かが勇気を持って立ち上がり、変革しなければなりません。
その中で党改革の最大かつ絶好のチャンスである代表選挙が行われます。私は党改革への強い志をもって挑戦します。信任無投票や寄らば大樹で皆が勝馬に乗るような代表選挙になってしまえば、日本維新の会に未来はありません。この党のあるべき姿や政策・理念を多くの立候補者が正々堂々と論じ合い選択肢を示して、はじめて活力をアピールでき期待感が生まれます。
維新の会の最大の問題は、何を目指す政党かがわからなくなっていることです。大阪都構想が実現できなかった後、次の目標が見当たりません。どんな日本を創るのか、その目指す目標について代表選で大所高所からの大議論を行い、方向を決定すべきです。
私は、関西奠都(皇居の関西移転)によって、「政治の首都=東京」と「文化の首都=関西」という二つの首都を置いて、東京一極集中を打破し日本の分権型国家としての発展を目指すことを提案します。
そしてもう一つ、究極の政治改革として、日本の国家リーダーを国民主導で選ぶ日本型の首相公選制導入を提案します。この2つの提案について、詳しくはHPをご覧ください。
次に、維新の会は大阪発祥ですが、全国政党を目指しているはずです。そうであるならば、今回の代表選挙を大阪の執行部対反執行部という内輪喧嘩にしてはなりません。大阪以外の立候補者を立てて、全国政党に発展するにはどうすればよいか、多様な意見をぶつけ合い党運営に反映させるべきです。大阪の一極集中の打破がこの党の大きな課題であり、党運営改革が求められているのです。
そして、身を切る改革の見直しも必要です。議員報酬の削減と寄付は維新のポリシーとして継続しつつも、その額は現在の半減とし、一般市町村会議員に関しては自主判断とすべきです。多くの地方議員が「生活ができない、政治活動に支障をきたす」と訴えています。このままでは、離党者が続出し、立候補者が集まりません。私は、新たに真の身を切る改革として、政治権力の長期化による利権・腐敗を防ぐために、首長の多選制限、国会議員の任期制限と世襲制限の法制化、あるいは党則化すべきと考えます。
最後に、私の最大の政治目標は憲法改正です。日本国憲法の最大の欠陥は、国家安全保障と国家緊急事態の条項が欠落していることです。自衛隊の明記と緊急事態条項の創設の憲法改正を早期に実現するために、維新の会は国政の先頭に立たなければなりません。国際安全保障環境が急激に悪化し、大規模自然災害が甚大化・頻発化する中で、「憲法改正なくして国家も国民も守れない」と肝に銘じて決行すべきです。
私はこれまで、地方議員、衆議院議員、県知事、参議院議員を経験し、様々な改革に取り組み成果を上げてきました。そして、神奈川県知事を2期務め、東京都知事選挙や横浜市長選挙にも挑戦し、地域からの改革を提案し続けてきました。
全国初の公共スペースの禁煙化条例を成立させ、国会では健康増進法の改正に取り組み完全分煙化の健康社会を実現しました。また、歴史教育改革として神奈川県立高校における日本史必修化を実現させ、国会では学習指導要領改正を要求し続け、全国の高校で「歴史総合」(近現代史)の科目化・必修化を実現させました。それに合わせて、地元神奈川・横浜にまつわる様々な歴史著作を発表してきました。
そして、「インベスト神奈川」という企業誘致政策で、研究開発型企業70社以上の誘致・投資を実現させ、神奈川県を研究者・エンジニア数日本一の技術立県に発展させました。さらに、治安対策として警察官OBを再雇用する「交番相談員制度」を全国で初めて導入して、防犯認知件数改善率日本一を実現しました。また、政治改革として、全国唯一の知事多選禁止条例(自粛条例ではない)を実現しました。
このように「地域から日本を変革する」というポリシーを貫徹してきた経験と実績を生かして、私は日本維新の会の政策理念を磨き上げ、党の再建と日本の再生に向けて邁進する覚悟です。
改めて、今回の代表選挙は日本維新の会を真の改革保守の全国政党として強化確立する絶好のチャンスです。大阪の党中枢の方々の立候補者だけでなく、その他の地域からも立候補者が立ち上がるべきです。本格的な党再生に向けて、特定の地域に偏らない風通しの良い活発な議論が展開されてこそ、真の民主政党であると確信します。既存政党化しつつある現状を打破し、ベンチャー政党の精神を代表選挙を通じて取り戻し、活力を創り出さなければならないのです。
重ねてとはなりますが、党再生のために是非ともご理解ご協力を賜りますよう衷心よりお願い申し上げます。
参議院議員 前神奈川県知事
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