6月6日(木)外交防衛委員会にて質問しました!
このままで、日本は尖閣諸島の主導を守れるのか?
今日開催された参議院外交防衛委員会で、私は尖閣諸島における日本の施政権と実効支配のあり方について、外務大臣はじめ政府の見解を質した。
前回の質問で、私は「尖閣諸島に施政権の拠点を確保しなければ実効支配を確立しているとはいえず、中国の海洋侵略を許すだけだ」と訴えた。
これに対し、上川外務大臣は「尖閣諸島の平穏かつ安定的な維持管理という目的に照らし、政府において適切に対応していく」とくり返すのみ。そこで、改めて具体的に質問した。
➀離島に必要な灯台、通信施設、気象台、船だまり(湾岸施設)などの行政上必要な施設をなぜ設置しないのか?
➁政府は日本の国有地である尖閣諸島に日本人の上陸を認めないのはなぜか? 今後も、政府職員、地元自治体職員、国会議員の上陸も認めないのか?
➂魚釣島は、ヤギの繁殖、植生の減少、土壌崩壊に加え、海洋ゴミの集積など環境破壊が進行していることが明らかになっている。なぜ政府は国有地の環境調査を実施しないのか? 政府は、なぜ地元自治体の上陸調査を認めないのか?
➃日本の外交防衛上、戦略的に最も重要な離島である尖閣諸島に、現状では日本の施政権が目に見える形で存在しないのだから、実効支配しているといっても説得力がないのではないか?
➄尖閣に、日本の施政権を証明する確固たる拠点を形成しなければ、日本の実効支配が証明できない。だから、中国に領有権を主張され領土問題化され、海洋侵略を許すことになっているのではないか?
ご関心のある方は、是非とも動画を見て下さい。全く説得力のない政府や大臣の答弁にはガッカリです。これでは、日本の領土、領海の主導は守れません! 引き続き、この問題に取り組んでいきます。
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