受動喫煙を防止するための改正健康増進法が全面施行
本日から受動喫煙を防止するための改正健康増進法が全面施行されました。いよいよ、飲食店や宿泊施設、オフィスなどの屋内は原則禁煙となります。神奈川県知事の時代から、この改革を全国に先駆けて推進してきた私にとっては嬉しい限りです。皆さん、灰皿を放置したり、喫煙を許したりしている違反施設があったらチェックしてください。店側に注意するか、ひどいときはお近くの保健所へ通報してください。よろしくお願い致します。
ところで、新型コロナウイルスの感染拡大により、日本国内のみならず世界中で被害が拡大しています。複数の研究により、タバコを吸う喫煙者は新型コロナウイルスで重症化するリスクが高いことが明らかにされています。最新の研究では、喫煙者は非喫煙者と比べて、重症化リスクが2.19倍、死亡リスクが3.24倍になるとも報告されています。こうした研究成果に基づいて、世界保健機関(WHO)やヨーロッパ疾病予防管理センター(ECDC)、東京都医師会、日本禁煙学会といった多くの医療関係組織が新型コロナウイルスの予防策として禁煙を勧めています。
政府は国民に対して、タバコを吸うことが新型コロナウイルスによる重症化リスクを高める危険性があることを警告しなければなりません!
ぜひとも総理が率先して国民にタバコの喫煙の危険性を訴え、禁煙を推奨すべきです!
皆さんのご意見をお聞かせ下さい。