ラグビーW杯日本大会成功に向けて
去る11月2日。
東京秩父宮ラグビー場は、日本vsニュージーランドオールブラックスのテストマッ
チで大いに盛り上がりました。
と言っても、54対6の大差で日本は大方の予想通り敗れました。
もう少し善戦して欲しかったと悔しがるファンは私だけではないでしょう。
ご承知の通り、日本は2019年のラグビーW杯招致に成功しました。
2020年の東京でのオリンピック、パラリンピック招致成功とあわせて、
2年連続で世界3大スポーツイベント(オリンピック、サッカーW杯、ラグビーW杯)
のうち2つが日本で開催されるのです。
これはとてもすごいことです。
しっかりと国をあげて準備し、成功させなければなりません。
そのためにも選手の強化が重要です。
今回のラグビーテストマッチの結果をみると、
日本と世界の実力の差はまだまだ大きいと言わざるを得ません。
しかし試合内容をよく分析すると、日本ラグビーの進化が垣間見られました。
特に最終盤の速いパス回しと、機敏なプレイは
日本ラグビーの特色を発揮できたようにおもえます。
体格やフィットネスの差を埋めるのにはどうしても限界があります。
その分、日本にしかできない独自のプレイスタイルを確立するしか
世界に伍して行く方法はありません。
この6年間で、若い能力のある選手を発掘し、海外での経験も積んで、
選手強化を図り、大会を盛り上げなければアジアで初めての
ワールドカップの成功とは言えないでしょう。
そのためにも、中学高校大学各段階でのラグビー環境の活性化と
トップリーグの充実が求められています。
ラグビーW杯日本大会成功議員連盟と国会ラグビークラブの一員として、
日本のラグビー発展のために微力ながら協力して行きたいと考えています。
ラグビー精神を語る言葉として『all for one,one for all』が有名です。
「すべては一人のために、一人はすべてのために」このスピリッツをもって、
日本W杯を成功に導きましょう。