第73回長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典へ出席しました
活動報告 | 2018.08.10
8月9日、今年も長崎に来ることができました。
73回目の原爆犠牲者慰霊平和祈念式典に出席し、希望の党を代表して献花しました。
なんと今回は、国際連合のグテーレス事務総長が初めて参加しました。
ポルトガル出身ですから長崎との心の絆があるのでしょう。
昨年国連で採択された核兵器禁止条約の意義を語った時は、近くで聞いていた安倍総理の耳が痛かったに違いありません。
世界唯一の戦争被爆国としての指導力と、アメリカの核抑止力に頼らざるを得ない日本の安全保障環境の狭間で苦悩する為政者の姿がありました。
国際政治の難しさを象徴していました。
さて、実は私の母方の祖父と伯父は長崎で被爆しましたが、一命を取り止めた被爆者です。
すでに他界しましたが、彼らの苦難に満ちた人生を思うと、身内として長崎には特別な感情があります。
今年も再会できて良かったです。
式典は長崎市民の平和への思いが素晴らしいものでした。
原爆の犠牲になられた皆さんに哀悼の誠を捧げ、今なお後遺症と闘う被爆者とご遺族の方々に心よりお見舞い申し上げます。