4月27日次世代の党幹事長松沢成文定例記者会見
平成27年4月27日に次世代の党幹事長松沢成文が定例記者会見を行いました。
要旨は以下のとおりです。
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≪両院議員総会の報告≫
●両院議員総会に先立ち、選対会議を開いて統一地方選挙の
総括を行いました。後半戦の公認・推薦候補者51名のうち、
19名(公認8名、推薦11名)が当選という大変厳しい
結果になりました。
前半戦と合わせると80名の公認・推薦候補者のうち、
26名(公認9名、推薦17名)が当選しました。
50%の当選を目指していましたが、結果は32.5%で、
大変厳しい結果であると受け止めています。
まずは、わが党の候補者に清き一票を投じていただいた皆様、
温かいご支援を頂戴した多くの皆様に心から感謝を申し上げます。
今回当選を果たした同志や共に戦った多くの仲間達と、日本の
次世代のためにやらなければならない改革に真剣に取り組む
新しい保守政党として、更なる党勢拡大に向けて頑張っていきます。
●また、今回は市議選の平均投票率が初めて50%を下回る
48.62%になるなど、民主主義国家としての土台が問われて
おり、国民の政治への関心や参画に対する議論の必要性を感じます。
選挙権年齢PTでも発言していきますが、政治参加教育推進法案を
すすめていくために、各自治体の教育委員会にも協力を求めます。
神奈川県の県立高校で実現をした模擬投票の実践例を全国の高校に
広げる提案をしていきたいので、そのためには文科省に副読本を
作成してもらう等の協力も必要であることをPTでも議論しようと思います。
●会見でもお話した通り、5月1日付で、太陽の党と合併することに
なりました。園田議員の次世代の党での肩書きは顧問になります。
●詳細の日程は調整中ですが、5月末あるいは6月あたまに、
拡大支部長会議を開催予定です。対象は、現職国会議員、国政支部長予定者、
地方支部長、支部長未就任の地方議員です。
今回の統一地方選挙の総括や、今後の党勢拡大や来年の参院選に向けての
議論を行う予定です。
●次回の両院議員総会は5月11日です。
≪幹事長からの報告≫
●ネパールで起きた大地震について、心からのお悔やみとお見舞いを
申し上げます。大震災を経験している国として、政治・民間を問わず、
一日も早い復旧・復興を支援していけるよう呼びかけていきたいと思います。
●総理の米国訪問および29日の上下両院合同会議での演説について、
世界から大変な注目を集めています。日米の同盟関係強化と、両国の繁栄、
また日米両国が70年間世界の平和に貢献してきたことを世界に訴える
前向きな演説を期待します。
≪記者からの質問≫
●本日、大阪都構想の住民投票が告示されたことについて、次世代の党と
してどう臨んでいくかは深く議論はしていませんが、大きな行政機構改革
である以上、大阪市民のみなさんの生活や財政にどんなメリット・デメリットが
あるか、しっかりと市民に明らかにしていただきたいと思います。
●挙結果の要因については、候補者の大半が選挙経験がない新人、現職も
維新の会やみんなの党の追い風で選挙をしてきたので、個人的な組織を
持っていない、あるいは作ってこなかった候補者にとっては厳しかった
ということです。
街頭演説やポスティングは、追い風の時には効果があっても、無風の時には
効果が期待できず、ミニ集会や後援会活動などの努力が必要です。
引き続き活動を続けたいという人に対しては、しっかりとした後援会組織を
つくるアドバイスをしたいと思いますし、これは国政の我が党にも言える
ことだと思います。次世代票をつくるにはどうすればいいのか、
拡大支部長会議でも議論を行いたいと思います。
●日米ガイドラインについて、新たなガイドラインは広く安保法制をとらえており、
重要な改正だと思います。本来であれば法制からやるべきであるとは思いますが、
訪米によって確認するという事情もあったのでしょう。国際的な安全保障に
関わるなかで、日米がいかに協力体制をつくっていくかは非常に重要なことです。
●小渕優子議員の任意聴取が明らかになったことについて、詳細は存じ上げません
が、恐らく選挙後の話であると拝察します。
もし選挙の前から任意聴取されていたのだとしたら、そういった人を公認すること
は、政党の姿勢としていかがなものかと思います。
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詳細は動画をご覧ください。