根性なしの舛添知事にもの申す!!
新年早々非常に残念なニュースが入ってきました。
東京都の舛添知事が都議会自民党の反対で、受動喫煙防止条例の制定を諦めてしまったようです。
昨年の夏に東京オリパラ大会に向けて条例を検討すると発表したばかりなのにもかかわらず、
都議会やタバコ産業や飲食業界とのしがらみでこんなに早く諦めてしまうとは…。
この信念のなさ、根性のなさには呆れる他ありません。
IOCはオリンピックからタバコを排除する方針を採択しており、
WHOとの間でもタバコフリーオリンピックを約束する覚書を交わしています。
そのため、1988年以降の開催都市は夏期も冬期も”全て”受動喫煙防止法や条例を制定しているのです。
もちろん各都市でも議会や業界の抵抗はあったでしょう。
それでも健康の祭典を開催する都市の責任として法律(条例)を整備したのです。
世界第1位のタバコ大国である中国の北京、そして、第2位のロシアのソチでさえ
抵抗と戦って必要な改革を成し遂げました。
東京はその唯一の例外として、歴代開催都市が積み上げてきた輝かしい歴史を汚すつもりなのでしょうか?
また、世界179カ国が加盟するタバコ規制枠組条約によって、
今やほとんどの国では飲食店は禁煙が当たり前です。
そういった海外の国々から東京オリパラ大会を訪れた選手や観光客が、
日本の食文化を楽しもうと東京の居酒屋に入店して、もうもうと煙るタバコの煙と強烈な臭いに直面すれば、
招致の際にアピールした「お・も・て・な・し」も台無しです。
舛添知事、改革には抵抗勢力が付き物ですよ。
ましてや国民の健康を守る厚労大臣まで務めてタバコの害はよくご存知のはずなのに、
わずか4ヶ月で白旗を挙げてしまうなんて根性なさ過ぎにもほどがあります。
私が神奈川県で条例を制定した時は、抵抗勢力と3年間も闘い抜きました。
こうなってしまったら、国会で法律をつくるしかありません。
昨年設立した「東京オリンピック・パラリンピック大会に向けて受動喫煙防止法を実現する議員連盟」を動かし、
この改革を国会で推進していきます。
タバコ産業、財務省、飲食業界という大きなバリアーが立ちはだかり前途多難ですが、
全力で戦い続けますので皆さまのご支援よろしくお願いします!
↓↓たばこ規制失速の記事(毎日新聞)はこちら↓↓
http://mainichi.jp/select/news/20150106k0000e040218000c.html