平等院鳳凰堂と彦根城を視察しました
活動報告 | 2014.05.07
関西方面に観光振興と文化財保護の視察に出かけてきました。
まずは大修復が終わったばかりの宇治平等院鳳凰堂。鮮やかな朱色がまぶしいほどに美しく、感動的な姿でした。平安貴族の美的センスは抜群!17世紀以降は、天台宗と浄土宗が共同管理しているとは知りませんでした。
次は、彦根城。数少ない現存天守閣と城郭が見事に保存されています。質実剛健の武家文化も素晴らしい!世界文化遺産に登録されるべきでしょう。
いずれにしても、日本の伝統的木造建築物は、実に見事なものです。景観的にも、美術的にも、技術的にも極めて高い価値を持っていることに間違ありません。こうした文化をいかに承継し発展していくか。私たちに課せられた大きな課題であることを再認識しました。