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みんなの党の集団離党について

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皆さまご承知の通りこの臨時国会は、特定秘密保護法案で大荒れに荒れました。

 

私は、国家の安全保障を確立するには、

日本版NSCである国家安全保障会議と、

そこに情報を集約するための国家機密保護法制は必要なものだと考えています。

 

しかしながら今回の特定秘密保護法案は、急ごしらえのためか、

あまりにも不備の多いものでした。

そのために、みんなの党は、法案の修正や慎重な審議を

重ねて政府与党に要請してきたのです。

 

ところが、政府与党は、国民の知る権利とのバランスや、

国家機密のありかたをチェックする第三者機関の議論も不十分なまま、

突然審議を打ち切り、強行採決をするという暴挙にでたのです。

 

これを許したのでは良識の府と呼ばれる参議院の存在価値はありません。

 

私たちみんなの党は、国民や野党の声を無視した政府与党の国会運営に抗議し、

採決を棄権しました。

 

こうした国会運営に対しては、みんなの党の中にも様々な意見があり、

議場に残って反対する議員もでてしまいました。

 

そして、国会終了後には、みんなの党の特定秘密保護法案への対応を

口実として、江田憲司前幹事長を中心に、

なんと14名もの議員が離党してしまったのです。

 

しかし、この離党劇の真相は、特定秘密保護法案への賛否というよりも、

政界再編のあり方に対する考えの違いにあります。

 

江田グループは、野党再編への動きを加速し、

一刻も早く新しい政党を作りたいと考えているようです。

 

これに対して私は、まずみんなの党として、

先の選挙で公約したアジェンダを実現することが、

政党の使命であり、国民との約束だと考えています。

今後、仮に政界再編があるとしても、どんな政策理念を旗印にするのか、

まず時間をかけてじっくりと検討をすることが重要だと思います。

 

何をやるかという旗印もなしに、政界再編を急いでも、

それは単なる政党の離合集散に終わってしまうでしょう。

 

これまで私は、新進党、民主党で、単に自民党の対抗勢力を作るという、

旗印のない新党作りで、失敗をしてきた苦い経験があります。

 

今後の政界再編は、国民のために何をするのか、その政策理念を明確に示し、

その理念政策のもとに集まった同志と共に力を結集していくのでなければ

成就しないと思います。

 

今は軽挙妄動せずに、じっくりと公約や政策の実現に取り組むべきときだと

考えています。

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