二宮尊徳から学ぶ 現代を生き抜く力!
皆さんは、二宮尊徳(金次郎)をご存知ですか?
江戸時代に困窮する農村、武家、藩を再建し、人々を救済した大改革者です。かつては、日本各地の小学校に薪を担いで本を読む「金次郎像」がありましたね。
尊徳の教えは、報徳思想、報徳仕法と呼ばれ、明治以後の日本の発展にもつながりました。
渋沢栄一、福沢諭吉、豊田佐吉、松下幸之助、稲盛和夫など実業家や、あの経営学の祖ピーター・ドラッカーも、皆、報徳思想を信奉していました。そして、大谷翔平選手の母校である花巻東高等学校も、二宮尊徳の報徳思想を建学の精神としており、大谷選手も学んでいます。
私は神奈川県知事時代から、敬愛する郷土の偉人・二宮尊徳を調査研究し、3冊の本(『二宮尊徳の破天荒力』(ぎょうせい/2010年)、『二宮尊徳の遺訓』(ぎょうせい/2012年)、『教養として知っておきたい二宮尊徳』(PHP新書/2016年)を出版してきました。
そこで、尊徳の高弟たちの著書、『報徳記』(富田高慶著)・『二宮先生語録』(斎藤高行著)・『二宮翁夜話』(福住正兄著)に記されている尊徳の教えと遺訓の中から、今を生きる皆さまのお役に立つよう現代風に解説してブログとしてお届けします。
週に3回(月、水、金)のペースでSNSに連載しますので、是非とも定期的にご一読下さいますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
