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3月22日(金)外交防衛委員会にて質問しました!

皆さんは「ジェノサイド条約」をご存知ですか?

 集団的殺人犯罪の防止と処罰を目的とした国連主導の条約である。世界の主要国はほとんど締約しており(153か国)、ジェノサイドを実行しているロシアと中国まで参加している。

 ところが、日本は参加していない。どうしてか? それは、集団殺害の共同謀議や扇動が、国内法で犯罪化されておらず、関係法令の調整が難しく、検討ばかりが長年続いて結論が出ないからだ。

 そんな中で、今年、国際刑事裁判所(ICC)の所長に日本人として、初めて女性の赤根智子判事が就任した。あのプーチン大統領に子ども拉致した戦争犯罪で、逮捕状を出した勇気ある女性だ。逆にロシアからも逮捕状を出されながらも闘っている。彼女は就任を受けて、こう訴えた。

 「ジェノサイド条約の批准に向けて、早く国内法整備に取り組んでほしい。日本が加盟していないことは、世界的に見て恥ずかしいことだ!」

 そこで、本日の参議院外交防衛委員会で、上川外務大臣にこう質した。

 「以前から協議しているようだが、いったい何年かかるのか? このままでは赤根所長の期待に応えられないだけでなく、国際社会から見放されてしまうのではないか!?」

 「上川外務大臣は以前に法務大臣も務めていたので、この問題を解決するのに最も相応しい政治家だ。今年中に、外務省と法務省の協議を進め、法制審議会の諮問・答申等の必要な手続きを経て、来年の通常国会に関係法案を提出し、条約を批准すべきだ!」

 「政治家の強力な指導力がなければ、役人は動かないし、迅速に改革しなければ、国際政治の激変に対応できない!」

 私は、上川外務大臣に、以上のように決断をせまった。これに対して大臣は、省庁間の協議が難しいと弁明しながらも、「担当部下に指示を出す」と明言した。

 上川大臣、あなたは、次の総理大臣への期待度が上昇中のリーダーだ。外務大臣として、懸案の「ジェノサイド条約批准」に向けて、政治家としての覚悟をもって指導力を発揮してほしい。

 この改革実現が、国際政治の現場で奮闘するICCの赤根所長をサポートし、ひいては、世界の平和につながると確信する。

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