4月27日の参議院文教科学委員会で質疑を行いました
本日の文教科学委員会の質疑では、前回に続き、教科書最大手の東京書籍が発行した高校地図の教科書に1200か所もの訂正箇所がみつかった問題を取り上げました。
大臣も認めたとおり、地図帳にとって索引は極めて重要です。なんと索引で探しても該当する場所が見つからないという誤りが1000か所以上もあったのです。このような生徒の学習に支障をきたす地図帳が昨年4月から使われ続けてきました。それにもかからず、文科省はこれらの誤りは教科書検定で指摘しなくても問題ないとの主張を繰り返しました。言語道断です。
また、教科書検定で一発不合格にして自由社の中学校歴史教科書では、索引の誤りを指摘しながら、東京書籍の地図教科書では指摘しなかった点についても問題ないと答えました。
文科省が自由社の歴史教科書を検定で不合格にしたニュースを受けて、前川喜平元事務次官がツイッターで「Good Job!」とコメントしていたことも明らかにしましたが。これこそが文科省の幹部職員に、気にくわない自由社の教科書を恣意的につぶしたいという考えをもった者がいた証拠です。
北朝鮮スパイ疑惑が報じられた毛沢東思想の研究家である教科書調査官の問題も含め、日本の教科書検定制度は改善しなくてはなりません。
その他、教科書採択の情報公開を各自治体には要請しながら、文科省自ら行う教科書検定審議会の議事録は公開しないというダブルスタンダードについても追求しました。
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