参議院予算委員会の質問に立ちました
本日、日本維新の会を代表して参議院予算委員会の質問に立ちました。
他の野党のように批判のための批判ではなく、限られた時間の中で、新型コロナウィルス対策を中心に、福島第一原発の汚染処理水対策にも具体的な提案をしました。
新型コロナウィルス対策では、初期対応の不備を指摘しつつ、国家の非常事態として総理の見解を問い、習近平中国国家主席の国賓来日のために対応の遅れがあったのではないか、中国全土からの渡航を禁止すべきだと総理に迫りました。
その上で、日本がリーダーシップをとって、中国・韓国と3カ国が連携して強力な水際作戦を展開する日中韓感染症撲滅連携作戦を提案しました。
また、知事としての経験を活かし、内閣(政府)と地方自治体(政令市も含めて7団体)との合同会議を今週末に開催すべきとの提案には、総理自ら時期は別としてぜひ開催したいとの答弁がありました。
新型コロナウィルスはオリンピックへの影響も懸念されるため、橋本オリンピック・パラリンピック担当大臣の認識を問い正し、ぜひとも成功させるため安倍総理の決意を問いました。
そして、今回のような国家の非常事態にしっかりと対応するために、自民党の憲法案の緊急事態条項に感染症のパンデミック(世界的大流行)も加えるべきだと提案しました。
原発処理水の処分については、このままでは福島第一原発敷地内のタンクが2022年には満杯になることから、風評被害の影響を出来る限り少なくし、安定的かつ継続的に処分を進めるためには、処理水をタンカーによって遠隔の離島へ運搬し、陸上施設で希釈したうえでそこから海洋放出することを検討すべきとの提案をし、具体的には南鳥島から海洋放出することをメリットとともに提案しました。
時間の関係で準備した半分も質問できませんでしたが、具体的な提案ができ、総理からいくつも前向きな答弁を頂きました。
今後も前向きで具体的な提案を実現すべく国会での活動に邁進してまいります。
※質問の内容は以下からご覧いただけます。