【希望の即答】Q:希望の党の方針で、自民党の政策とハッキリと違うところ、維新の党とハッキリと違うところをお教え願います。希望の党の必要性を語って下さい。 (H30.7.25放送分より)
Q)希望の党の方針で、自民党の政策とハッキリと違うところ、維新の党とハッキリと違うところをお教え願います。希望の党の必要性を語って下さい。 (H30.7.25放送分より)
A)実は自民党も維新の会も希望の党も憲法改正推進派です。ただその内容が違います。
例えば私たち希望の党は唯一、憲法9条のなかに自衛隊を位置づけて、その自衛隊の任務、役割についてもきちんと書く、そして自衛隊が暴走しないように文民統制についてもきちんと内閣総理大臣が指揮監督をする、さらには国会が法律で自衛隊をきちっと制御する、これも書き込んでいこうということでここが自民党との圧倒的な違いです。
安倍さんは自衛隊の名前だけを書きこもうとしている。
他にもたくさんあります。
自民党は原発推進の立場です。徐々に減らそうと。
我々は原発ゼロを目指します。再生可能エネルギー・自然エネルギー立国を目指して、できる限り原発はゼロを目指す、火力発電も減らしていけるように。
日本の技術力があればそれができる、ここも大きな違いです。
他にもあります。消費増税は我々は反対です。なぜかというと税制改革をすれば消費税の2%分位の税収は悠々上げられるからです。例えば企業のなかに内部留保??がたくさん溜まっていて、400兆円と言われています。これを吐き出させる。投資にもっとお金を使う。賃金もあげる。こういうことにまわっていけばまた経済もよくなります。
それから消費税の益税をきちっと改革していけば消費税の2%分の財源にもなっていく。
更に言えば企業の特別減税、租税特別措置ですが、これを改革すれば法人税の税収はぐっと上がります。そうすれば消費税をあげなくて済みます。
消費税を上げてしまえば、必ず消費は落ち込みます。そうなると経済が冷え込んでまたデフレに戻ってしまう。
私たちは消費税増税を凍結し、そのための財源を税制改革で確保する。ここが自民党との最大の違いです。
維新の会は憲法改正で、第9条のことは触れていません。私たちは第9条と国民の知る権利、プライバシー権を新しい人権に加えようということで、憲法改正でも言っているテーマが違います。あと維新の会も原発ゼロまでには踏み込んでいません。ここも違います。
私たちは保守政党であるから憲法改正はきちんと言います。しかし日本の保守政党で初めて原発ゼロを全面に打ち出す、つまり私たちこそが改革保守の政党だというところが大きな違いです。
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