2月5日の予算委員会で質問しました
昨日は参議院予算委員会の集中審議で質問に立ちました。
NHKテレビご覧頂けましたか?
今回は先般のISIL、いわゆるイスラム国の事件を受け、
政府の情報収集機能の強化に関して質問をしました。
国民の生命・財産を守るために、二度とテロを起こさない対策を講ずるのは国家の使命です。
しかし、今の日本は自国での情報収集機能が不足しており、
このような状況ではテロに対峙する際の情報戦で負けてしまいます。
日本には情報収集機関として内閣直属の内閣情報調査室が存在しますが、
多くの職員が警察庁・消防庁・外務省などの関係省庁からの出向で、
生え抜きの職員は100名ほどしかいません。
これでは情報収集兼一元化をする能力は全く期待できません。
シャルリー・エブド事件後のフランスでは、
3年間で関係省庁に対する2,700人のテロ対策職員の増員をし、
うち1,100人を情報収集関係にあたらせることに決めました。
まさしく情報機関の大改革の実践です。
日本も内閣情報調査室の局への格上げやテロ対策専門官の養成といった、
情報収集機能の技術と人員の充実を図ることが急務です。
安倍首相や関係閣僚も私と同じく、政府の情報収集機能の強化に前向きな答弁をしていました。
20分という短い持ち時間でしたが、充実した質問が出来ました。
質疑の模様はこちらの動画でご覧頂けますので、ぜひご確認ください。
会議録も掲載しますので、こちらも併せてご覧くださいね。
また、平成27年2月6日の参議院本会議で決議されました、
シリアにおける邦人へのテロ行為に対する非難決議も掲載しますので、
ご覧下さい。