6月17日の文教科学委員会で質問しました
6月17日の参議院文教科学委員会で質問しました。議案は学校教育法と国立大学法人法の改正法案です。この改正案の趣旨は、副学長の権限を強化するとともに教授会の役割を限定することによって、学長のリーダーシップを確立し大学改革のスピードアップを図ることと、国立大学法人の学長選考の透明化等を図ることにあると説明されています。
ところで皆さんは、日本の大学の世界的な競争力をご存知ですか。実は、高等教育専門誌 Times Higher Educationが発表している2013-2014世界大学ランキングトップ100に入っているのは、23位の東大と52位の京大だけという、とてもお寒い状況なのです。
このような状況をうけてのことなのでしょうか、安倍首相は、成長戦略として、世界大学ランキングトップ100に10校ランクインを目指すことをぶち上げました。
世界に通用する大学を育成することには大賛成ですが、日本の大学の競争力の低迷の根本はどこにあるのかをしっかりと検証しなければ、学長の権限を強化しても無意味です。今回は、その根本のところを大臣に質問してみました。
ちなみに我が母校慶應義塾大学は圏外だそうです。私学の雄として、トップ100に入るようぜひ頑張ってもらいたいですね。
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