5月13日の文教科学委員会で質問しました
5月13日の文教科学委員会で学校週6日制について質問しました。
昨年1月の記者会見で、下村文部科学大臣は学校週6日制を実現していくために何が課題となるのかを検討すると述べたうえで、世論の理解はあると発言され、新聞などのメディアに学校週6日制の再導入は大きく取り上げられました。
その一方で、文部科学省からは、土曜日には、自然体験やスポーツなど多様な学習機会の提供を推進するとの報告書が提出されています。
このままでは果たして土曜日は、正規の授業なのか、学習なのか、どちらを推進したいのかが分からないため、下村大臣に質問したところ、
大臣は、全国一律の学校週6日制に戻すという趣旨ではなくて、それぞれの学校や地域、子供たちの実情に応じて、学校、家庭、地域が連携し、学校における授業や地域における多様な学習機会を一層促進させながら子供たちの土曜日の教育活動全体の充実を図ることが重要であると考えていると答弁されました。
皆さんは公立小中高校における土曜日の活用方法について、「学校を週6日制の再導入」それとも「学校、地域、家庭の連携による土曜日学習の充実」のどちらに賛成でしょうか。
私は、多くの子どもを持つ家庭では、土曜日も授業を行うことを望んでいるのではないかと思っています。
いずれにせよ、公立と私立の教育格差の問題と、地域の特性に合わせた教育による「生きる力」を育むこととを両輪で解決する必要があるため、今後も文部科学省と議論し、質問・提案を続けたいと思います。
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