政策1
NPOやボランティアとも連携して、丹沢、大山などの水源地域の森林再生に取り組み、「水源の森林(もり)づくり」を推進します。 森林整備協定等を結んで公的管理・支援を行う「かながわ県民水源林(仮称)」を1万ha(現在の2.3倍)まで増やします。 |
【目標】
現在、木材需要の減少などのため手入れが行き届かない森林が増え、水源かん養や土砂流出防止など公益的機能が低下しています。そこで、NPO、ボランティアとも連携して、県民の水がめを支える水源の森林(もり)を再生し、水源地域の活性化を図ります。
【方法】
- スギ・ヒノキの人工林を、水源かん養機能などの高い森林(混交林や複層林)に切り替えるとともに、広葉樹林の手入れを進め、神奈川の森を多様で活力のある森に再生します。
- 水源地域・約56,000haを対象として、所有者との協定、買取り等など公的管理・支援を行う水源林を10,000haまで増やします(現在の約2.3倍)。
- 相模湖、津久井湖、丹沢湖等のしゅんせつ(堆砂対策)、アオコ対策などの水質浄化を推進します。
- 都市と水源地域の交流、地域特産品の育成等を通じて水源地域の活性化を図ります。
【期限】
2050年を目標とし、18年度まで着実に推進します。
【財源】
水源の森林づくり事業約40億円/年(15年度約15億円、17年度から増額)(農道・林道整備等の公共事業費の抑制で対応。17年度から森林環境税(仮称)で対応)
(参考図) 水源地域の位置

(出典)神奈川県『かながわ新総合計画21』9年、『同改訂版』12年
図1 種類別森林面積の変化(目的)

図2 公的管理・支援を行う民有林面積

(出典)神奈川県パンフレット等から作成
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政策2
環境創造型の公共事業のしくみをつくり、里山保全、多自然型の河川整備など「都市の自然づくり」に取り組みます。また、都市公園を全国5位程度まで増やします。 |
【目標】
- 旧来型の公共事業のしくみを転換し、森林再生、里山保全、多自然型河川整備、海岸の自然回復など「環境創造型」の公共事業を進めます。
- 都市近郊に残る里山や水辺地、都市農地を保全するため、里山保全条例の制定やボランティアによる管理を支援します。
- 県民の憩いの空間となる都市公園が35.68km2(全国第8位)にとどまっていることから、43.0km2(全国第5位程度)まで増やします(市町村立公園を含む)。
【方法】
上記のとおり
【期限】
18年度まで推進(都市公園は43.0 km2実現)
【財源】
都市緑地保全 20億円程度/年(14年度約20億円)
多自然型河川整備 20億円程度/年(14年度都市河川整備約142億円)
自然回復型海岸整備 10億円程度/年(14年度高潮等対策約12億円ほか)
都市公園整備 80億円程度/年(14年度約70億円)
(従来の公共事業費の範囲内で対応)
図 都市公園面積(平成11年現在)

(出典)総務省「社会生活統計指標2002年版」
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政策3
森林環境税(仮称)など新しい環境税の導入を提案し、県民参加型の環境保全のしくみをつくります。 |
【目標】
森林環境税(仮称)など新しい環境税を導入し、県民参加型の仕組みで水源の森林(もり)づくりや里山保全を進めます。
【方法】
法定外目的税として県民が広く薄く森林再生等の費用を負担する「森林環境税(仮称)」の条例制定を提案します。たとえば世帯あたり月300円の負担で年間約123億円の環境保全の財源が生まれます。
ただし、導入にあたっては、早期に県民の皆様に案を提示し、そのご意見を十分に踏まえて導入の適否、賦課の方式、金額などを慎重に検討します。
【期限】
17年度導入をめざして県民の皆様とご相談します。
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政策4
県民の参加、NPOとの連携により、市町村とともに廃棄物のリサイクルを進め、リサイクル率20%(全国トップクラス)を実現します。また、産業廃棄物のリサイクル、適正処理を進め、県内処理100%を実現します。 |
【目標】
- 神奈川県のリサイクル率は11.5%(全国23位)にとどまっています。今後、市町村と協力して廃棄物のリサイクルを進め、20%(全国トップクラス)まで高めます。
- 現在、県内では製造業、建設業等から産業廃棄物が年間1,920万t発生し、217万tが最終処分されています。そのうち県内で最終処理されるのは約60%で、約40%は関東、中部、東北など県外で処分されています(平成9年現在)。今後、事業者の努力と中間処理によって産業廃棄物の資源化、減量化を進めるとともに、公共関与の最終処分場の活用等により産業廃棄物の「100%県内処理」を実現します。
- 地域ぐるみの取組み、警察との連携により廃棄物の不法投棄の監視、摘発を強化し、「不法投棄を許さない県」を確立します。
【方法】
上記のとおり
【期限】
18年度までに上記目標を実現するよう努力します。
【財源】
廃棄物対策総額30億円程度/年(14年度約25億円)
(増額分は公共事業の抑制等で対応)
図26 ごみのリサイクル率

(出典)朝日新聞社編『都道府県ランキング・くらしデータブック』2001年
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