8月5日号
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◆通常国会を総括する!

 毎日、暑い日が続いておりますが、皆様お変わりなくお過ごしのことと存じます。1月に始まった第154回通常国会は7月31日に閉幕しました。当初の予定より1カ月も延長されたのにもかかわらず、「個人情報保護法案」、「有事関連法案」、「健康保険法改正案」、「郵政公社化法案」の四つの重要法案のうち、成立したのは「郵政公社化法案」「健康保険法改正案」の二つだけでした。
 小泉首相はこの国会を「構造改革国会」と言っていましたが、とてもそうは呼べません。毎日のように政治とカネをめぐる不祥事が話題になる「スキャンダル国会」と言うべきでしょう。何しろ衆参両院で3人が議員辞職、1人の逮捕者を出すという「憲政史上初の異常事態国会」でした。本来なら解散・総選挙で出直す事態なのです。6月11日、衆議院総務委員会において、郵政公社化関連法案の質疑が行われ、松沢代議士と小泉首相の一騎打ちが展開されました。当日の夜にはNHKニュースやテレビ朝日「ニュースステーション」をはじめ、テレビ各局のニュースで取り上げられ、さらに翌日の朝刊全紙に掲載されるなど、非常に大きな注目を集めました。以下に主なやりとりを紹介させていただきます。

◆小泉首相の改革姿勢は何処へ行った?

スキャンダルだけではありません。小泉首相の改革姿勢に疑問が生じ始めたのも通常国会の特徴でしょう。郵政公社化法案の審議では私も質問に立ちましたが、今回の法案では改革どころか後退以外の何ものでもありません。小泉首相は私と「郵政民営化研究会」を立ち上げるなど、志は一緒だったはずなのに、自民党内の抵抗勢力に妥協してしまったと言わざるを得ません。改革後退に合わせるかのように、昨年の今ごろ80%はあった内閣支持率も今や40%台と半減してしまいました。これは国民が小泉政権に対して失望したことにほかなりません。

◆民主党のリーダーシップを考える!

 小泉内閣の人気が落ちても、支持率が上がらないわが民主党の姿勢に問題があるのも自覚しています。戦う野党第一党として、明確なリーダーシップの下、国民に改革姿勢を示していかないとならないのに、そうはなっていないのです。
民主党は9月に代表選挙を行います。今回はサポーター制度を導入して広く国民の皆さまにも参加していただこうというものです。私は今回の代表選挙は今後の日本政治を占う上で大変重要な選挙だと思っています。今度選ばれる新しいリーダーで、自民党と政権をめぐって争う可能性が高いからです。横浜や川崎が市長が変わって改革が進んだといわれるように、国の政治も政権交代がなければ絶対に変わりません。
今回の代表選挙での政策論議を通じて、多くの皆さんに民主党を知っていただきたいと思います。その中で「民主党に政権を任せても大丈夫だ」と国民の皆さんに思っていただいて、次の総選挙で政権交代を起こす。これしか日本を変える方法はないと思います。ぜひ、皆さんも民主党代表選挙にご注目いただきたいと思います。

 衆議院議員 松沢しげふみ